「自然葬」というのをご存知でしょうか?「自然葬」というのは遺骨を自然に還すという一種の納骨方法です。

「自然葬」 とは? 海外でも可能なのを知っていますか? 

最近、よく耳にする言葉に「自然葬」というのがあります。

 

自分のお葬式について事前に考えている方の多くは
恐らくよくご存知ではないでしょうか?

 

 

また、「自然葬」という言葉は知っているが、
内容はよく分かっていないという方もおられるでしょう。

 

そんな方のためにここでは「自然葬」について少し解説してみたいと思います。

 

 

 

 

自然葬とは? 


 

 

 ● 「自然葬」というのは簡単には大地や海、などの自然にまいたり埋めたりする
    という”散骨などの遺骨の埋葬方法”を言います。

 

 ● 「自然葬」の種類としては以下のようなものがあります。

 

 

   1. 海洋葬
      海に遺骨の一部を粉砕したものをまきます。

 

   2. 樹木葬
      土の中に遺骨を埋めて、その上に樹木を植えます。

 

   3. 海外自然葬
      海外の地で海や山、街、砂漠、草原、など船や航空機などを
      利用して散骨します。

 

   4. バルーン葬
      ゴムの木の樹液で作られた風船の中に遺灰を入れて飛ばします。
      上空で破裂する場合は空が、風船が落ちた所が墓地となるようです。

 

   5. 宇宙葬
      専用のカプセルに入れて衛生ロケットに搭載してもらいます。
      地球の周回軌道に乗れば終了です。

 

   6. ニーム葬
      インドの地でブッダも愛した気高い香りを持つニームの植林地域
      にて散骨した後ニームの苗を植えるというものです。

 

 

 

 

 

自然葬が注目される理由 


 

 

 自然葬という方法は、散骨という形でインドをはじめアジア一帯に広がり、
 欧米にも急速に広がっています。
 キリスト教では肉体の復活を信じて土葬するカトリックよりもプロテスタントに
 多く見られます。

 

 日本では、古くは万葉集や日本書紀に、淳和天皇や一条天皇などが自ら散骨を
 望んで散骨されたという記録や歌があります。

 

 日本で散骨を広めているのは1991年に発足した市民団体「NPO葬送の自由をすすめる会」
 ですが、最近では、1996年(平成8年)に女優の沢村貞子さんが故人の遺志により
 夫と共に相模湾に散骨されて以来広く知られるようになったようです。

 

 

 そして、自然葬が今この時代に再び注目を浴びている理由は以下のようなものです。

 

  ・ お墓の継承者がいない
  ・ お墓にお金をかけたくない
  ・ 近くの墓地に空きがない

 

  ・ 暗いお墓に入りたくない
  ・ 一人身で親戚家族がいない
  ・ 子供や家族にお墓守りの負担をかけたくない

 

  ・ 死後は自然に還り、魂の永遠の安らぎを得たい
  ・ 思い出の場所、好きな愛した場所で眠りたい
  ・ 行きたいと思っていた憧れの場所に埋葬されたい

 

 

 

 

 

自然葬を行う時に注意したいこと等補足 


 

 

 ● 散骨については、法律の解釈としては、
   「節度をもってふさわしい場所で行うのであれば違法ではない」
   というものです。

 

   ですので、散骨を行う場合は遺骨を粉末状に粉砕し、人に迷惑をかけない場所を
   選ぶなどの配慮が必要です。

 

 ● 散骨の時期としては、49日の忌明けや一周忌などが多いようですが、
   火葬式を行った場合はそのまま散骨するケースもありますし、
   お墓に入って数年してから行う場合もあるようです。

 

 ● 遺族の遺志により遺骨の一部を散骨し残りは納骨するという方法もあるようです。

 

 ● 散骨を行うのに、法的手続きや書類の提出も必要ありません。

 

 ● 骨を粉砕するのは業者にお願いするという場合が多く、散骨を請け負う業者も
   増えてきています(海洋葬、樹木葬など)。

 

 ● 散骨の際に同席する場合は平服が基本のようですが、山に登ったりする場合は
   軽快な服装が適しています。

 








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